日本以外の海外に居住しているプレイヤーさんが、オンラインカジノから資金を居住国の銀行に出金する場合、手数料体系や資金の流れが日本居住者とは異なります。
当編集部のマレーシア在住スタッフが、エルドアカジノからマレーシアの銀行への出金を実際に試しましたので、ご紹介します。
この記事では、単なる出金手数料ではく、エルドアカジノの資金をご自分の銀行に着金させるまでに、トータル実質いくらの手数料がかかるかを紹介しています。
日本居住者が、エルドアカジノから日本の銀行に着金させるまでの実質出金手数料については、こちらの記事で開設しています。
関連エルドアカジノの出金手数料は実質いくら？隠れ手数料を含めた実質トータル額を検証
この記事はこんな人にオススメ
- エルドアカジノから資金を出金しようとしている海外居住の方
- エルドアカジノへの入出金方法をなるべく手数料の安い方法にしたい
- それぞれの入出金方法が実質いくら手数料かかるのか把握したい
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エルドアカジノの出金手数料の構造
まず、エルドアカジノに限らずオンラインカジノから出金するときの、資金の流れを把握し、どのタイミングで手数料が発生するのかを確認しておきましょう。
図表①
このように、オンラインカジノから銀行まで出金する間に、手数料が発生するポイントは複数あります。
エルドアカジノは日本円で資金が管理されます。海外の銀行に出金する際には両替が必要になります。両替の際には、不利なレートで両替されてしまう「隠れ手数料」が発生することが多いので、その点についてもしっかりと検証していきます。
エルドアカジノの出金手数料（基本情報）
エルドアカジノの出金方法と、各出金方法の手数料は以下の表の通り公表されています。
（エルドアカジノ公式ページから引用）
この表でいう「出金時の事務手数料」とは、最初に示した図表①の「出金手数料【1C】」のことでしかないことに注意です。
たとえば、スティックペイへの出金手数料は無料なのですが、スティックペイに着金した後、スティックペイの中で両替する手数料や、スティックペイから銀行に送金する手数料は別途かかるということです。
海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料（出金方法ごと）
それではエルドアカジノの出金手数料を、出金方法ごとに見ていきましょう。
エルドアカジノの出金方法は以下の5つあります。
- 銀行振込
- スティックペイ (Sticpay)
- Jeton (ジェトン)
- Payz（ペイズ：旧エコペイズ）
- ビットコイン
銀行振込：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料
エルドアカジノから海外の銀行に振込はできません。（日本の銀行のみ対応）
海外居住で、日本の銀行口座をお持ちの方が、日本の銀行口座にエルドアカジノから資金を着金させることは可能です。
その場合の手数料については、以下のようになります。
銀行振込の場合は、エルドアカジノから直接銀行に送金するため、中間の業者やウォレットはありません。
日本の銀行口座（円口座）に着金させることになりますから、エルドアカジノ内では日本円の状態で資金がありますので、両替手数料も発生しません。
エルドアカジノからの銀行出金は、日本の銀行（エルドアカジノの口座）から日本の銀行（ユーザーの口座）への送金となるため、高額な海外送金手数料や中継銀行手数料（コルレスバンクフィー）や着金手数料（リフティングチャージ）などもかかりません。
結論：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料（銀行振込）
5％
スティックペイ (Sticpay)：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料
スティックペイ (Sticpay)出金の場合は、エルドアカジノから一旦スティックペイに送金し、スティックペイから銀行出金する流れになります。
スティックペイから銀行出金するとき、選択肢が２つあります。
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
それぞれ手数料が異なりますので、別々に解説します。
①スティックペイから国内銀行送金
エルドアカジノ→スティックペイ
エルドアカジノ内では日本円の状態で資金があり、スティックペイにも日本円を入金できるため、エルドアカジノ→スティックペイの段階では両替手数料は発生しません。
エルドアカジノからスティックペイへの出金・送金・入金手数料などは無料です。
スティックペイ→居住国の銀行
スティックペイから居住国の銀行（マレーシア）に出金しますが、マレーシアの銀行口座の通貨はマレーシアリンギット（MYR）なので、スティックペイの中で日本円をマレーシアリンギットに両替する必要があります（JPY→MYR）。
この両替について手数料はかかりませんが、不利なレートでの両替となるため「隠れ手数料」が発生します。
隠れ手数料は約2.5%でした。（2024年4月に実際に両替した結果）
スティックペイからマレーシアの銀行への出金手数料は、MYR 40.00 +1.5%です。
（スティックペイ公式ページから引用）
マレーシアの銀行に着金したMYRを、他の通貨（たとえば日本円）などに両替したい場合は、さらにその両替手数料がかかることになります。
結論：エルドアカジノの【実質】出金手数料（①スティックペイから国内銀行送金）
4%+MYR 40.00
②スティックペイから海外銀行送金
スティックペイからの銀行出金は、居住国以外の国（海外銀行）を指定することもできます。
たとえば、スティックペイで日本円を持っている場合、マレーシアリンギットで出金する為には両替手数料がかかります。
しかし日本円のまま銀行出金すれば両替手数料はかかりません。
ここでは、マレーシア居住者が、スティックペイから日本円で海外銀行に出金するケースを紹介します。
エルドアカジノ内では日本円の状態で資金があり、スティックペイにも日本円を入金できるため、両替手数料は発生しません。
エルドアカジノからスティックペイへの出金・送金・入金手数料などは無料です。
スティックペイから海外銀行送金は、出金手数料が5％かかります。
海外送金となるため、中継銀行手数料（コルレスバンクフィー）や着金手数料（リフティングチャージ）などが発生する可能性があります。
（当編集部では、マレーシアのHSBC銀行に着金させる経路を試みましたが、その経路では中継銀行手数料や着金手数料は発生しませんでした）
結論：エルドアカジノの【実質】出金手数料（②スティックペイから海外銀行送金）
5%
Jeton：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料
Jetonは出金条件が若干厳しい一面があります。たとえばオンラインカジノのような加盟店から出金した資金は銀行出金することが可能ですが、仮想通貨ウォレットから入金した資金についてはそのまま銀行出金することができません。一度オンラインカジノなどの加盟店に入金し、加盟店からペイアウトされた資金のみ銀行出金できるという仕様になっています。
そのため使い勝手が悪いと判断し、当編集部ではJeton出金を試していません。
実際に試して、実質手数料が判明したら記事を更新したいと思います。
Payz(旧エコペイズ)：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料
Payz出金は現在メンテナンス中のため利用できません。（2024年4月19日現在）
メンテナンス完了次第利用再開できる見込みです。
Payz出金の場合は、エルドアカジノ内で日本円をユーロに両替し、Payzにユーロを入金、Payzからユーロを銀行出金という流れとなります。
エルドアカジノ内で日本円をユーロに両替する際に発生する隠れ手数料については、現在Payz出金が停止中のため検証できません。おそらく2〜5%程度の隠れ手数料になると予想されますが、Payz出金が再開次第検証したいと思います。
Payzから銀行への出金手数料については、マレーシア在住の当編集部スタッフが試した結果、
- 国内銀行振込では、手数料7.5%
- 国際送金なら、手数料10EUR＋中継銀行手数料約30EUR
で送金ができることを確認済みです。
国内銀行振込は手数料が高すぎますが、国際送金でしたら定額40ユーロ程度ですので、
たとえば4,000ユーロ（70万円程度）以上を出金する場合は、出金手数料が1％未満となり非常に安価です。
着金させる銀行によっては、海外からの入金のため着金手数料（リフティングチャージ）を取られることがありますが、当編集部が試したHSBC銀行ではリフティングチャージはかかりませんでした。
結論：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料（Payz）
2〜5％+約EUR40
Payzから国内銀行振込でマレーシアの銀行に振り込む場合は、手数料7.5%に加えてユーロをマレーシア・リンギットに両替する手数料も必要になるので、合計10％以上の手数料がかかりそうです。
エルドアカジノからPayz出金する際の、日本円からユーロへの両替手数料（隠れ手数料）を2〜5％と推定した場合の数字です。
ビットコイン(BTC)：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料
ビットコイン出金の場合は、エルドアカジノ内で日本円からビットコインに交換し、仮想通貨ウォレットや仮想通貨取引所に送金し、仮想通貨取引所内でビットコインから日本円に交換し、仮想通貨取引所から銀行出金するという流れになります。
ここでは、マレーシアの仮想通貨取引所LUNOで、ビットコインをマレーシアリンギットに両替した後、マレーシアの銀行に着金させる流れをご紹介します。
エルドアカジノ内で日本円からビットコインに交換するとき、手数料はかかりませんが、交換レートによる隠れ手数料が5％程度発生します。
当編集部で実際に試したときの交換レートが以下の通りでした。
ビットコイン相場が1BTC=9,523,810円のとき（2024年4月）、エルドアカジノから200万円をビットコイン出金しようとしたら0.19962816 BTC出金することができました。
相場では、1BTC=9,523,810円ですから、200万円＝0.21BTCのはずですが、
エルドアカジノで200万円を出金すると0.19962816 BTCとなります。
つまり、0.19962816/0.21 = 95.06%
約5％不利なレートで日本円からビットコインに両替されるということです。
この5％を当サイトでは「隠れ手数料」と定義し、実質の出金手数料の一部と考えます。
エルドアカジノから仮想通貨取引所LUNOへの出金・送金は手数料無料です。
仮想通貨取引所LUNO内でビットコインをマレーシアリンギットに両替する必要がありますが、このときの手数料は2%です。
両替レートは不利なレートではありませんでしたので、隠れ手数料は０といえます。
LUNOから銀行への出金手数料は、格安のMYR0.1でした。
結論：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料（ビットコイン）
7％+MYR0.1
※LUNOに仮想通貨を入金する際は、仮想通貨の種類によって入金手数料がかかる場合があります。
まとめ：海外居住者のエルドアカジノ実質出金手数料
以上のように、海外居住者がエルドアカジノから資金して銀行に着金するまでのトータル実質手数料は下表の通りです。
日本円を利用するエルドアカジノに対して、海外の銀行に出金する場合は外貨に両替する必要がありますので、手数料は割高になりやすいです。
銀行に出金せずに、仮想通貨やスティックペイなどのオンラインウォレットを通した資金移動に留めれば、手数料は無料で使えるケースも多いので、できる限り銀行出金を挟まずに資金移動を行うと良いでしょう。
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