追記&注意
以前のスティックペイは1アカウント1通貨でしたが、現在のスティックペイは1アカウントで複数通貨を管理できます。
スティックペイは、
- クレジットカード入金ができる
- マスターカードプリペイドが発行できる
- ATM出金ができる
などの特徴があり、エコペイズやアイウォレットに台頭する電子決済として注目されてきています。
そんなスティックペイの特徴については下記記事で詳しく紹介してきました。
SticPay(スティックペイ)って何?3つの便利ポイントと3つのデメリット
SticPay(スティックペイ)は、エコペイズやエントロペイと同じ「Eウォレット」です。 例えば「セブンイレブン」でnanacoにチャージし、nanaco加盟店でチャージした金額を使って買い物ができる ...
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そして今回はSTICPAY(スティックペイ)の”通貨設定”についてです。
スティックペイは、通貨換算手数料(両替)として2%がかかります。
この通貨換算手数料はエコペイズの2.99%より手数料は低いため、その点は評価できると言えるでしょう。
しかし、例えば、
- カジノに入金するためにJPY⇒USD
- カジノから出金するためにUSD⇒JPY
と往復すると、入金時も2%・出金時も2%の為替換算手数料が発生してしまいます。
もちろん「ある程度の通貨換算手数料」はしょうがないですが、通貨設定を間違えると、この通貨換算手数料が余分にかかってしまうことがあるのです。
そこでこのページでは、
- STICPAYで複数通貨口座を持つ方法
- STICPAYのオススメ通貨
- STICPAYの手数料を安くする複数通貨の使い分け方
について詳しく紹介していきます。
大前提!STICPAY(スティックペイ)は複数通貨口座を持てる電子決済サービス
まず、大前提として知っておきたいのが、
- STICPAY(スティックペイ)は、「メールアドレス」を変えて、複数通貨口座を管理することができる
ということです。
例えば、
- メールアドレスA:JPY口座
- メールアドレスB:EUR口座
- メールアドレスC:USD口座
といったように、一人で複数アカウントを持つことが許可されています。
メールアドレスを管理する必要があるのでその点は「手間」と言えるかもしれませんが、その手間を惜しまないだけで通貨換算手数料が安くなります。
そこで次に、この「複数通貨」を利用して、通貨換算手数料を安くするスティックペイの通貨設定について見ていきましょう。
スティックペイの通貨は2つ以上に分ける
スティックペイの通貨は、
- ATM出金用(スティックペイカード用)【1口座作成】
- オンラインカジノ入出金用【1口座~複数口座作成】
の2つに分けて管理することがオススメです。
ATM出金・スティックペイカードは"HKD"口座を作成
まず、ATM出金用(スティックペイカード用)の口座は「HKD(香港ドル)口座」がオススメです。
なぜなら、スティックペイカードの通貨は「HKD」しか選べないからです。
もちろんEUR口座やUSD口座、JPY口座でもスティックペイカードは発行できます。
しかし、例えばEUR口座でスティックペイカードを発行し、ATM出金した場合、
- EUR⇒HKD⇒JPY
と2回の為替換算手数料がかかってしまいます。
スティックペイカード発行予定のある方は、HKD口座からカード申請を行いましょう。
オンラインカジノ・ブックメーカー入出金用はUSD・EUR
スティックペイカード専用のHKD口座を作成したら、その次にオンラインカジノ・ブックメーカー専用のEURやUSD口座を作るのがオススメです。
EUR・JPY・USDなど、どの通貨を選ぶかは「現在使用しているカジノ内の通貨」に合わせて下さい。
なぜなら、例えば上記のHKD口座だけでオンラインカジノに入出金した場合、
- 入金時
JPY⇒HKD⇒EUR・USD - 出金時
EUR・USD⇒HKD⇒JPY
と、この場合も2回の為替換算手数料がかかってしまうからです。
それに対して、例えばEURのオンラインカジノにスティックペイEUR口座から入出金すれば、
- 入金時
JPY⇒EUR - 出金時
EUR⇒JPY
の1回の為替換算手数料で済みます。
こうしたことから、例えばオンラインカジノの通貨が「EUR」の場合は、スティックペイのEUR口座から入出金したほうが長期的に見てお得になります。
現金化と遊戯を使い分ける
つまり、
- ATM出金する時のHKD口座
- 遊戯する時のUSD・EUR口座
を使い分けることがスティックペイの通貨設定では大切です。
また、スティックペイは、ATM出金でなければ、EURやUSD・JPY口座から、直接自分の国内口座に資金を振り込むことができます。
スティックカードでATM出金しないのであれば、資金をHKD口座に移す必要はないので、そうしたほうが手数料がさらに安く済みます。
結論的には、やはり、ATM出金用の口座と遊戯用の口座を使い分けた方が良さそうです。
ここに注意!スティックペイは基本的にHKD以外の口座を使う
この記事では、スティックペイの通貨設定として、
- ATM出金する時のHKD口座
- 遊戯する時のUSD・EUR口座
の2つに分けて使うことが大切であることを紹介してきました。
そして、最も大事な注意点は、
- HKD口座はあくまでATM出金する時のみ使う
- USD・EUR・JPY口座などに入金してカジノで遊ぶ
ということです。
繰り返しになりますが、HKD口座を使うのは、あくまで「ATM出金」したい時のみです。
それ以外(例えばスティックペイ自体への入金や、ローカル出金など)は、USD・EUR・JPY口座などから行った方が手数料が安く済むことが多いですので、ぜひ「HKD口座はATM用」と覚えておいてください。
さいごに
さいごになりましたが、スティックペイに対応しているオンラインカジノ・ブックメーカーは投稿段階で3つあります。
そして、それぞれのカジノのカジノ内通貨は以下のようになっています。
各カジノの通貨
- エルドアカジノ(旧パイザカジノ):JPY
- コニベット:USD
- 10BET:USD・EUR・JPYから選択
このことも参考にしながら、HKD口座に加えてどの通貨口座を作るか、考えてみて下さいね。
追記:現在ではスティックペイ対応のオンラインカジノは相当な数に増えていますので以下の特集記事も参考にしてください